キャンプ用薪ストーブ その3 製作検討編
手持ちの工具一覧
形状により程度の差はあるにせよ、切断、穴開け他の工具は必要となる。
亡くなった親父が日曜大工趣味だったのと、自分で買い足した工具がある程度
揃っているので、今回使うだろう工具の一覧と、今までの工作で余っている部材の
リストを出してみようか。
端材は材料の一部になるが、元の金額が不明なので費用計算に入らない事を
断っておく。
電動工具
BOSHのディスクグラインダーのジョイフル本田オリジナルモデルPWS10000(回転数固定)
BOSH電動ドリル 型番忘れた
ジグソー メーカー&型番忘れた
その他工具
金鋸
ポンチ
ハンマー
タップ&ダイスセット
布ヤスリ
金ヤスリ
端材
φ13mm真鍮パイプ
φ10mmステンレスパイプ
φ8mmアルミパイプ
100x100x1 SUS304ステンレス板 200x300x1 アルミパンチング板他
試作プランTYPE1:箱型
造りとしてはHOG STOVEを考えてみたが、板を組み合わせるNOMAD STOVEのよう
な形状にしてしまうと熱で歪む不安がある。
ネイチャーストーブ風に使うなら許容範囲だが、板が歪んで隙間が出来た所か
ら間違い無く隙間が開くので、それをどうするのか?
幾つかの対策を考えてみたが、そのいずれもが加工の手間が増える傾向にあるか
所有していない金属曲げ機が必要となるので、今回は箱型は対象外とする。
試作プランTYPE2:筒型その1
製作方針
予想スペック
設計検討、採用可否
基本的には30cm長の二つの筒をスライドさせて長さを調整する可変機構筒を考え
て見たが、検討の結果で幾つかのネックの解消が出来なかったので没とする。
材料選定
材料選定まではしてあったので、参考までに載せておく。
試作プランTYPE2:筒型その2
製作方針
予想スペック
設計検討、採用可否
改めてTitanium Goat Cylinder Stove以後TGと略す)の画像を検索して構造を
見直し、国外サイトで自作シリンダーストーブの記事を探していたら、両側の
押さえにスノーピークのトレックチタンプレートを使っている記事があった。
スノーピークのトレックチタンプレートはφ180なので、少し小さくなってしま
うがTGと近似の構造にできるかも!?とアマゾンで1枚取り寄せて実際に直径を
測ってみたら何とφ190mm…あれ?
改めてTGをチェックしたらφ7.5インチなのでほぼ同じ?あれれ~?
なんかもう同じプレス型にしか見えないのですが???

筒の両側の抑えはチタンプレートを使うとして、筒自体の固定はワイヤーにして
チタンプレートを固定しておくのは、TG同様の仕組みを使えば良いだろう。
残りはダンパーと中子だが、快速旅団のダンパーキットが3,360円で構造は
筒の横に棒を刺しそこに固定した板を回転させて空気の流入量を変化させるだ
けの単純な仕組みで火の粉を軽減させるメッシュがついている。
そう言えばホームセンターでφ75mmのブリキ缶を見たことがあるし、それを
流用すれば自作できるんじゃね?
この手の空き缶は専門に販売している会社があるので、そこで寸法をチェック
したみた。
1/3S缶 φ75×96mm…これでOKね
ダンパーの板は端材を使えば何とか作れるだろう。
ブリキ缶の形状を利用した簡易な中子のプランもある。
材料選定
さてどうしよっか?
市販品と自作を比べてみて
市販品が確実なのは判る。手持ち工具と工作経験を考慮したら自作のデメリッ
トが少なくないとは言え自作も可能。しかも市販品では手が届かない部分のフ
ォローもできる。
金額的には市販品よりも安く作れるが、HOG STOVEやTGの安さに比べるとイマ
イチな気がしない事もない。
本体のステンレス板はまだ2社で見積もりを出してもらった結果、↑の材料リ
ストにリンクした会社が安かった。(が、サイズ変えて再見積もり依頼中)
何よりも構想~設計~作成までだけでブログ記事が数本書ける。
結論
作ることにした。
作る順序は以下の予定
完成予想図
匡体本体を煙突の二つ割りで支え、二つ割りの固定穴から更に延長した脚を匡
体の上部まで伸ばして、上側に設置した鍋置きプレートを支える形にしたい。
つまり匡体両側の蓋を抑える長い留め金具に鍋を乗せるのではなく、脚に鍋を
乗せる事により安定と強度を確保…できるのか?やってみないと判らんな~
問題は重量が増えてしまう事だが、その辺も含めて今後の検討課題かな

次回から製作編の予定~続く!
形状により程度の差はあるにせよ、切断、穴開け他の工具は必要となる。
亡くなった親父が日曜大工趣味だったのと、自分で買い足した工具がある程度
揃っているので、今回使うだろう工具の一覧と、今までの工作で余っている部材の
リストを出してみようか。
端材は材料の一部になるが、元の金額が不明なので費用計算に入らない事を
断っておく。
電動工具
BOSHのディスクグラインダーのジョイフル本田オリジナルモデルPWS10000(回転数固定)
BOSH電動ドリル 型番忘れた
ジグソー メーカー&型番忘れた
その他工具
金鋸
ポンチ
ハンマー
タップ&ダイスセット
布ヤスリ
金ヤスリ
端材
φ13mm真鍮パイプ
φ10mmステンレスパイプ
φ8mmアルミパイプ
100x100x1 SUS304ステンレス板 200x300x1 アルミパンチング板他
試作プランTYPE1:箱型
造りとしてはHOG STOVEを考えてみたが、板を組み合わせるNOMAD STOVEのよう
な形状にしてしまうと熱で歪む不安がある。
ネイチャーストーブ風に使うなら許容範囲だが、板が歪んで隙間が出来た所か
ら間違い無く隙間が開くので、それをどうするのか?
幾つかの対策を考えてみたが、そのいずれもが加工の手間が増える傾向にあるか
所有していない金属曲げ機が必要となるので、今回は箱型は対象外とする。
- 歪みにくくするために板金を厚くする
→切断に手間がかかる。細かい加工がしにくい。 - 箱の蓋のように折り曲げる
→金属曲げ機が必要 - HOG STOVEのようにスリットで合わせる
→ドリル、ジグソーが必要 - KEN-Gのようにスライド機構にして隙間を無くす
→金属曲げ機が必要 - 板をネジで留める
→ネジ止め必要なのは箱でも筒でも同じか
試作プランTYPE2:筒型その1
製作方針
- 収納サイズを小さくして、使用時に大きく使えるサイズ可変にしたい
- 火室はワイヤーで固定する
- 煙突も自作する
- 素材はSUS304バネ材とする。(ホリデーロードがコレ使っている)
予想スペック
- 使用サイズ
φ210x350~600の可変サイズ - 収納サイズ、重量
φ210x200、2Kg弱? - 中子無し、ダンパーあり
設計検討、採用可否
基本的には30cm長の二つの筒をスライドさせて長さを調整する可変機構筒を考え
て見たが、検討の結果で幾つかのネックの解消が出来なかったので没とする。
- 最大長時に強度に不安がある。
- 最低長時の板が2枚重ねになる無駄部分による重量増
煙突部は避けるので最低長は30+10(煙突径)=40cm - 楽天で0.1x320x1000と言う煙突に使えそうな部材が売っていたが
板の状態でさえ、快速旅団の巻き式円筒の方が安い
材料選定
材料選定まではしてあったので、参考までに載せておく。
- 小売している板を購入してそこから切り出す
- 両側の蓋はバケツを適当なサイズにカットして使う
- φ210mm位になるので、煙突支持架の金具を脚として使う
部位 | 素材 | 価格 | 個数 | 小計 |
本体 | ステンレスバネ材(SUS304 CSP) 320*1000*0.2mm | 3045 | 2 | 6090 |
送料 | 1000 | |||
トタンバケツ | 1520 | 2 | 3040 | |
送料 | 1000 | |||
ワイヤーφ1.2 | 100 | 2 | 200 | |
オーバルスリープ | 200 | 1袋 | 200 | |
煙突 | ステンレスバネ材(SUS304 CSP) 320*1000*0.1mm | 3528 | 2 | 7056 |
ワイヤーφ1.2 | 100 | 3 | 300 | |
オーバルスリープ | - | - | 本体に含む | |
脚部 | φ200煙突用二つ割 | 1050 | 1 | 1050 |
煙突架材 脚 | 500 | 2 | 1000 | |
送料 | 1000 | |||
合計 | 21,936円 |
試作プランTYPE2:筒型その2
製作方針
- 収納サイズはパニアに入る450mm以内として、使用サイズも固定で450mmとする。
- 火室はワイヤーで固定する。
- 煙突は快速旅団のものを購入する。
- 素材はホリデーロードで使っているSUS304バネ材とする。
- 中子とダンパーを付ける。
- 煮物が出来る程度の鍋が乗せられるようにする。
予想スペック
- 使用サイズ
W220xL460xH300(火室はφ190)+2m煙突、煙突TOPは2300mm - 収納サイズ、重量
φ75x450+200x200x50、2Kg弱? - 中子あり、ダンパーあり
設計検討、採用可否
改めてTitanium Goat Cylinder Stove以後TGと略す)の画像を検索して構造を
見直し、国外サイトで自作シリンダーストーブの記事を探していたら、両側の
押さえにスノーピークのトレックチタンプレートを使っている記事があった。
スノーピークのトレックチタンプレートはφ180なので、少し小さくなってしま
うがTGと近似の構造にできるかも!?とアマゾンで1枚取り寄せて実際に直径を
測ってみたら何とφ190mm…あれ?
改めてTGをチェックしたらφ7.5インチなのでほぼ同じ?あれれ~?
なんかもう同じプレス型にしか見えないのですが???

筒の両側の抑えはチタンプレートを使うとして、筒自体の固定はワイヤーにして
チタンプレートを固定しておくのは、TG同様の仕組みを使えば良いだろう。
残りはダンパーと中子だが、快速旅団のダンパーキットが3,360円で構造は
筒の横に棒を刺しそこに固定した板を回転させて空気の流入量を変化させるだ
けの単純な仕組みで火の粉を軽減させるメッシュがついている。
そう言えばホームセンターでφ75mmのブリキ缶を見たことがあるし、それを
流用すれば自作できるんじゃね?
この手の空き缶は専門に販売している会社があるので、そこで寸法をチェック
したみた。
1/3S缶 φ75×96mm…これでOKね
ダンパーの板は端材を使えば何とか作れるだろう。
ブリキ缶の形状を利用した簡易な中子のプランもある。
材料選定
- 本体の板は切り出し小売している板金会社に直接見積もり依頼する。
- 両側の蓋はスノーピークのトレックチタンプレート
- 両側の蓋を固定する棒は、片側を折り曲げ、片側をネジ切りしよう。
- φ190mm位になるので、煙突支持架の金具を脚として使う。
- 煙突は快速の巻き煙突1mx2とする。
- ダンパーの板は端材で、棒は六角レンチで作ろう。
部位 | 素材 | 価格 | 個数 | 小計 |
本体 | ステンレスバネ材(SUS304 3/4H CSP) 450*650*0.2mm | 見積もり中 | 1 | 見積もり中 |
送料 | 1000 | |||
スノーピーク トレックチタンプレート | 1449 | 2 | 2898 | |
φ1.2ワイヤー | 100 | 2 | 200 | |
オーバルスリーブ | 100 | 1 | 100 | |
鉄丸棒1m φ4mm | 180 | 2 | 360 | |
蝶ネジ φ4mm用 | 188 | 2袋 | 376 | |
ワッシャー 内径φ6mmx外径φ22mm | 100 | 1袋 | 100 | |
煙突 | 快速旅団 巻き煙突x2+送料 | 6730 | 1 | 6730 |
ダンパー | φ75ブリキ缶 | 220 | 1 | 220 |
線径12x外径10x92mm/3.5Kgスプリング | 180 | 1 | 180 | |
ボールポイント六角レンチ | 498 | 1 | 498 | |
脚部 | φ200煙突用二つ割 | 1050 | 1 | 1050 |
煙突架材 脚 | 500 | 2 | 1000 | |
送料 | 735 | |||
合計 | 15,447円+本体薄板代 |
さてどうしよっか?
市販品と自作を比べてみて
市販品が確実なのは判る。手持ち工具と工作経験を考慮したら自作のデメリッ
トが少なくないとは言え自作も可能。しかも市販品では手が届かない部分のフ
ォローもできる。
金額的には市販品よりも安く作れるが、HOG STOVEやTGの安さに比べるとイマ
イチな気がしない事もない。
本体のステンレス板はまだ2社で見積もりを出してもらった結果、↑の材料リ
ストにリンクした会社が安かった。(が、サイズ変えて再見積もり依頼中)
何よりも構想~設計~作成までだけでブログ記事が数本書ける。
結論
作ることにした。
作る順序は以下の予定
- ダンパー部分
- 匡体の固定部分
- 薪投入ハッチ
- 本体の煙突穴
- 脚部
- 組み立て
完成予想図
匡体本体を煙突の二つ割りで支え、二つ割りの固定穴から更に延長した脚を匡
体の上部まで伸ばして、上側に設置した鍋置きプレートを支える形にしたい。
つまり匡体両側の蓋を抑える長い留め金具に鍋を乗せるのではなく、脚に鍋を
乗せる事により安定と強度を確保…できるのか?やってみないと判らんな~
問題は重量が増えてしまう事だが、その辺も含めて今後の検討課題かな

次回から製作編の予定~続く!
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コメント
で、作るんですね(笑)
工程が楽しみです
もしかするとこの連休は製作に明け暮れていますか?
投稿: kazu | 2012年11月25日 (日) 08:52
>>kazuさん
連休は天候不順で出かけるつもりがなかったので、
最近始めたネトゲに明け暮れていました。
製作は試作模型レベルでは既に形になってきているのと
煙突は既に注文済みなので、あとは本体板金の見積もりが
上がって来次第注文→加工の流れです。
投稿: 神流(かんな) | 2012年11月26日 (月) 10:15